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109の店員だった女性がたったひとりではじめた勉強小屋

 

栗山さやかって、誰?

東京・渋谷のファッションビル109のショップ店員として勤務していた。

しかし、24歳の時に友人が亡くなったことで、それまでの自身の生き方に疑問を抱くようになった。25歳の時にバックパックひとつで海外に出発。約50カ国旅する。

亡くなった友人のことが頭にずっとあり、2006年にアフリカに渡った時にエチオピアの医療施設で約7ヶ月間のボランティアを経験する。

さらに、アフリカを旅した後、偶然2009年にモザンビークにたどりつく。モザンビークの中でも、北部の最貧困地区に暮らし始めた。

現地でのアシャンテママの活動が始まる。

支援活動を続ける傍ら、数少ない医師に替わって医療行為を行える国家資格「医療技術師」取得するために医療学校へ通い資格を得た。

日本でも2018年に、正式にNPO法人アシャンテママが設立される。

アシャンテママでは2021年現在、子どもと女性合わせて約800名を超える登録者に対して、教育支援、医療援助などのプログラムを無償で提供している。

栗山さやかの旅日記「プラ子、旅する」は、2009年にソニーデジタルから携帯配信されました。

現在でも、アシャンテママの活動ブログ「プラ子旅する。」として、モザンビークとマラウィの現地における活動状況や、栗山さやかの近況を配信し続けております。

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メッセージ~栗山さやか

アシャンテママを始めたばかりの頃、ふとした時にそういえば、みんなの将来の夢って何だろう?と思って、子供たちに「将来の夢は何?」と聞いても、みんな全然答えられませんでした。

 15歳になる子でも、そんなことは、今まで誰にも聞かれたこともなく生きてきたので、びっくりしてしまったそうです。

でもアシャンテママの活動を始めて10年経った今は、みんなそれぞれ恥ずかしがりながらも、しっかり答えてくれます。

それは「勉強を続けて、先生になって、困っている子供たちに教えたい」だったり、「お医者さんになって病気の人を助けたい」だったり。

子供たちが将来の夢を描き、将来に希望が持てるようになってきたんだと思います。

アシャンテママは、モザンビーク、マラウィの貧困地区に暮らす子供たちに対して、生活指導、教育指導、医療援助などの支援プログラムを無償で提供しています。

アシャンテママの活動は、皆さまのご寄付により支えられています。ご協力頂けたらとても嬉しく思います。


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what we do

アシャンテママの詳しい活動

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基礎的な教育の支援

両親・片親を亡くした子供たち、障がいを抱える子供たち、公立の学校へ通えない貧しい生活を強いられている子供たちに、教育支援をおこなっています。アシャンテママでは現在、モザンビーク北部に3校、マラウィ南部に1校の教育支援施設を運営し、基礎的な教育を施す授業を行っています。

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身分証明書の取得援助

モザンビーク北部の貧困地域には、毎日の生活のための水汲みや薪探し、畑仕事の手伝いなどに追われ、公立の学校に通えないまま成長してしまう子供たちが大勢います。アシャンテママではそんな子供たちを政府運営の学校に通わせるため、入学に必要な身分証明書を取得する支援をしています。

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緊急時の通院費、治療費、食料援助

緊急の際に診察代や薬代が払えず病院に行くことができない場合、通院費の援助をしています。また放火や強盗などの被害を受けたり、病気で働けないなどの理由で、食料不足に陥ってしまった場合、食料の緊急援助をしています。

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生きていくための物資の提供

アシャンテママでは、お米や石鹸などの生活必需品のほか、ノートやペンなどの学用品、マラリア予防のための蚊帳、感染症対策のためのサンダル、公立の学校用の制服など、必要に応じて定期的に配布しています。

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難民キャンプの子供たち支援

2021年よりモザンビーク北部地域の難民キャンプ(コンゴ民主共和国やブルンジなどからの難民)及び、その周辺の小村で暮らす、両親を亡くした子供たちへの支援活動を開始しました。食糧や生活物資に加え、学用品や医療品の支援のほか、定期的に青空教室を開催することで健康や悩み事の相談なども共有しています。

 
 

支援方法について


皆さまのご寄付により支えられているアシャンテママの活動、どのようにそのご寄付が現地で厳しい生活を送る子供たちの役に立っているのか、少し説明させてください。

アシャンテママでは銀行振込みに加えて、クレジットカードで継続的にご支援いただけるシステムを取り入れています。例えば毎月1000円をご登録していただくと、その後は手続きなしで継続してご寄付いただけます。

1000円という金額、例えばモザンビークのアシャンテママのある地域では、次のようなものを子供たちに提供することができます。

《例1》 お昼の給食 約30~40人分
《例2》 ケガや寄生虫予防のためのサンダル5足
《例3》 ノートとペンの筆記用具 30セット
《例4》 プレミオで配るお米 25袋(1袋約500g)
《例5》 マラリア予防のための蚊帳1つ
《例6》 政府の学校に必要な制服1着は 1220円ほど

アシャンテママの子供たちの生活の中では、1000円はかなりの大金になります。そしてこの1000円は、日本でも決して安い金額ではなく。。

ですから皆様のご好意でいただいたご支援は、直接、子供たちの現在と将来に役立つように使わせていただきたいと思っています。そしてできるだけ長く継続させることができたらと考えています。

ご協力頂けたらとてもとてもありがたく思います。


 
 
 

 
 
 
 
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